不妊治療をすることを上司(会社)に言ったときのこと

言うと決断するまでも

Modest-Life管理人のひなたです。

今回は私が不妊治療をすることを会社に連絡した時の話を思い返しながら書いていこうと思います。

と言いつつも、なかなか『よし、言うぞ!』って決断するまでも悩んだし、実際に告げ終わるまでは『本当に言って良いんだろうか・・・』とか、いま振り返って考えてみると少し考えすぎってほど悩んでいたのかもなー。っていうのもあったかもしれない。

こういうことに悩む人は少なからずいると思うので、あくまで私の場合ですが、もし参考になれば、と思います。

その時の私の仕事状況

さて。実際私がなんて言ったか、というのを書く前に、少しその時の私の状況を書いておきます。

えーと。どうだったかな。。。

結果的に私が上司に伝えたのは実際に手術を受ける1年以上前、、、だったと思います。その時にはすでに自分が無精子症であるという診断はされていて、あと治療は『手術をすること』が残っているだけでした。

当時は三十代半ば。

世の中で言われる通り働き盛りで仕事は忙しく、、、もう言葉の通り忙しく。。。朝に出社して終電で帰ることも当たり前。ただ仕事量が多いだけならともかく上司からのプレッシャーも半端ないし、スケジュールも最初っからひどい。今考えると『とんでもなく頑張ってんなー、すごいぞ自分』と褒めてげたくなるほどw

ただ、幸いだったのは上司が『変な人』ではなかったこと。というよりもおそらく一般よりも『良い上司』だった。それと、私が入社してからずっと世話をしてくれた付き合いの長い上司だったことでした。

上で書いたように『仕事に関してはもう鬼のように厳しい人』ではあったものの、それはやはり仕事は仕事。厳しいスケジュールを管理する上では仕方のないところだったのは理解できます。

逆に、仕事を離れ例えば職場での雑談や飲み会ではアホな話もするし、真面目な話もするし。

そして何よりも

『部下を守る』

という『当たり前のようで一番難しいこと』をきっちり考えてやってくれる人であって、それを私が理解していたことが、私にとっては本当に一番の幸いなことだったと言えます。

ただ、そんな付き合いの長い上司にすら『不妊治療をする』ということを言うことは気が重く、できるならば言いたくなかった。というのが正直な気持ちでした。

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〜Modest Life〜

『すみません。少しお時間いただけますか?』

なぜか今でもしっかり覚えているんですが、私が今言うぞ!、と決めて上司に話しかけた一言です。

たぶん、本来であればメールか何かできちんと先に時間を調整して、その上で連絡・相談をすることが『仕事』ということを考えれば当然正しいんでしょう。ですが、この時は本当に『自分の気持ち』と『上司が空いてるタイミング』が重なり、今だ!というタイミングであったんです。

『できれば会議室の中でいいでしょうか?』

いつもの仕事の相談や連絡であればその場で話すのに、わざわざ『会議室で』とお願いしたことで上司に『何か普通と違う内容か?』ということは伝わった感じはしました。

そして、2人で空いてる会議室に入りました。

言う瞬間も、少し気が重い

『どうした?』

会議室に入って座ったあと、すぐに上司から促されました。、、、そういえばささいなことですが、こういう風に『言いやすい雰囲気』を作れる上司ってのも、なかなかやりますね。

で、あとは私の方から報告、、、なのか相談、、、しました。

その内容は、

『先日、不妊検査をしたところ子供が難しい原因が自分にあるということがわかりました。なので、これからその治療をするにあたり手術をする必要があり、今後休みを頂いたり出社が遅れることがあるかもしれません。これからのスケジュールによっては仕事に影響があるかもしれませんので、先にご相談しました。』

正直ここまで淡々と言えてはいません。

、、、でも、大筋はこんな感じで伝えました。わざと『不妊治療』や『無精子症』などの確定的な単語や『なんの検査をしたのか』『なんの手術をするか』というところまでは言っていません。聞かれたらどうしようかな?とは考えてましたが、結局最後まで聞かれませんでした。

上司から言われたのは、

・分かった

・先にスケジュールがわかるようなら伝えてほしい

・今現在の仕事に支障はないのか?(普通に仕事をふっていいのか?)

などという感じ。

そこまで踏み込まず、でも仕事をするうえで必要なことはキチンと確認された感じでした。実際にその後もこちらから何かを言わない限り通常通り仕事は割り当てられましたし、関係も変わることなく過ごしました。

言ったあと

実際、私の場合はこの後の自分の手術はもちろんの事、妻の検査、顕微授精での採卵⇒胚戻しはすべて同行することができましたし、その後に妊娠してから地元での検査や心拍確認についてもある程度は付いていくことができました。

そしてそれはたぶん、先に上司に伝えていたことが多少は良かったのかな?と思います。

というのも、通常の場合は着床妊娠してもどんなことが起きるか分からないため安定期に入るまでは上司や周りに伝えることはしないかもしれませんが、私の場合は上司に多少の状況報告が出来ていたため、少し仕事に都合をつけてくれていたのかな?と思うからです。

(まあ、、、それを直接聞いたわけでもありませんし、こちらも全てを伝えていたわけでもないのですが、、、)

最終的には安定期に入り、きちんと報告が出来た時にはとても喜んでくれて、本当に有り難い上司であったことは間違いありません。

、、、もしかすると、私のような状況や上司に恵まれることは凄くまれなのかもしれませんね。

私は結果的には言ってよかったと思っています。ただ『会社に絶対に言わなければならないか?』と言われれば『絶対ではない』と思います。

私は自分の手術もありましたし、横浜から北九州まで行かなければなりませんでした。だから、どうしてもある程度の期間休みをとらなければなりません。当時の仕事の状況を考えてみれば、おそらく上司に言っていなければ、自分の手術はともかく妻のサポートまでは不可能だったと思います。

自分の状況を考えて、妻や周りのサポートも考えて。

そして『仕事』という責任がある場合、その影響も考えて。

私はこんな状況でした。

何かの参考になれば嬉しいです。

それでは、また。

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