みんなはどれだけ使っているのか
Modest-Life管理人のひなたです。
不妊治療、、、よく言われるのは
『莫大な費用がかかって、長い時間がかかって身体的にも負担がかかってもちろん精神的にもきつくて、、、』
というネガティブなものが多いですよね。
正直、これは正解だと思います。
多くの場合はこのように様々なことが負担になる治療が多いでしょう。
ただ、金銭的だけみた場合不妊治療の平均費用はピンからキリまであります。
でも、みんな他の人はどのくらい不妊治療にお金を使っているのか、自分はみんなより多く費やしているのか、それともまだまだなのか、、、。
やっぱりちょっと気になりますよね。
今回はそもそも不妊治療の平均値を知る意味について考えてみます。
ちなみに、最近Amazonでも購入できる簡易的な精子(精液)検査キットが販売されました。男性不妊の検査にためらいがあるのなら、、、まず一度試してみてはいかがでしょうか。
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私が支払った不妊治療の費用
たとえば、私はMD-TESE/MESA手術よりも金銭的な負担が軽いPESA手術をして、しかも妻は一回目の顕微授精で妊娠に成功しました。
奇跡的な確率で、ほとんどありえないくらいの幸運だと思います。
おそらく、私のように重度な男性不妊である無精子症の治療方法で考えると、一番費用が安くて、最短の期間で、もちろん精神的にも肉体的にも負担が軽く妊娠に至ったと思います。
それでも、この最短で最安の治療にもかかわらずかかった費用は
『90万円』
ほど。
改めて見ると恐ろしい金額。
この費用の細かい内容は後日記事にしますね。
・・・よく考えると、たった今同じ流れで同じ手術をやったら、実は助成金増額のおかげで45万円ほど戻ってきます。
(私の助成金15万 ⇒ 初回30万+男性不妊手術15万)
30万円も違うのは、むちゃくちゃ大きい金額だなー。
・・・でもあの病院であのタイミングで、と奇跡が重なって成功したと考えると『もったいなかった』なんて口が裂けても言えません。
あ、ちなみに
『治療費として90万円支払った』
といっても、私たちは遠方治療にしたことで飛行機代や宿泊費もかさみましたし、せっかく横浜から初めての九州、福岡に行ったのだからと観光気分wで遊びましたので、これらの費用も含まれています。
もうこんなものか、、、と思うほかないですね。
~Modest Life~
不妊治療の費用を考える前に検査してみては
不妊治療の平均費用を知りたい、と言っても、自分が受ける治療の内容がわからないと平均値だけを知っても意味がありません。
なので、まずは自分がこれからどのように進めていくのか、費用はどれほど掛かるのか、ということを知るためにもまずは検査をすることが重要なんですね。
例えば、不妊治療の第一歩としてタイミング治療があります。
言葉の通り、夫婦二人でタイミングを計って頑張ることになり、ほとんど医者の手を借りることはありません。治療といっても基礎体温や超音波検査、ホルモン検査などを適用するくらいでしょうか。
少し想像つくと思いますが、これはそこまで恐れるほど治療費はかかりません。
とはいえ、普通に風邪で病院に行くこととは違うので、検査から治療までで数万円と考えて進めれば大丈夫だと思います。
顕微授精は痛くて高くて嫌になって、、、
金銭的な負担の軽いタイミング法とは真逆に、一番負担がかかるのが、TESE-ICSIと呼ばれる治療内容でしょう。
私とほとんど一緒なのですが、私の場合はTESEではなくPESAと呼ばれる無精子症の手術にしたので、この手術費用自体は10万円程度でした。
で、
TESE-ICSIは、一般的には一回の治療で80~100万円がかかると思っていた方が精神的にいいと思います。
もしかして、治療費が高いとは言っても『助成金でやりくりしながらやればいい』と思うかもしれませんが、助成金は『治療が終了してから』ようやく申請できるようになるんです。
ということは、一回目の治療を行うときは、全額をいったん自腹で払って、その上で助成金を受けると流れにしないといけないわけで。
しかも、一回の治療で子供が授かれる保証は何もありません。
良質な卵ちゃんが少し多く採れて、採卵が無ければ2回目以降の治療は少し負担が軽くなるかもしれませんが、それでも50~60万円程度の費用が毎回かかってしまうことので、、、。
ね。。
めちゃめちゃ負担が重すぎますよね。
不妊治療の費用は使途用途をしっかり考えて
不妊治療を進めるにあたって、私としては使う費用や目的をしっかりと持って進めるべきだと思っています。
そうでないと、周りが見えなくなり、自分の幸せを全て投げうってまで治療をするということになりかねないからです。
自分がどのくらい貯金をしなければならないのか、
どういう使途でお金が必要になるのか、
それを知る意味で不妊治療にかかる費用の平均を知るのは、最終的に自分の幸せを守るという大事な意味があるとは思います。
ですが、費用だけに足踏みして時間をかけるより、早く検査をして自分にはいくらかかりそうなのか、考えても良いのではないでしょうか。