BS日テレで毎日放送中
Modest Life管理人のひなたです。
たまにBSの番組を見るんですが、今日はBS日テレの深層NEWSで
『里親・養子縁組の課題』
について番組が放送されていました。
私も無精子症と診断されて、手術をする前には
『もし手術して精子がいなかった場合、2人で過ごすか、養子縁組をするかきちんと話し合わないといけない』
という話を妻としていましたので全然他人事では無く、思わず手を止めて番組を見てしまいました。
本日は、番組に思ったことをつらつらと書いていきます。
児童虐待が話題になってしまう日々だからこそ
とはいえ、この番組の内容として
『不妊治療の人たち』に対する話ではなく、『児童虐待を受けているなど保護が必要な子供たち』の方向から話を進めている
のが印象的でした。
偏った言い方をします。
確かに、私たちのような
『不妊治療を受ける大人の都合』
で、児童相談所にいる子供たちの里親になったり、養子を持ちたい、という考えになってしまうこともあるかもしれない。
と気付けたことが、この番組を見て一番ハッとしたことでした。
やはり、結局は『大人側の都合』ではなくて子供側から考えて大事なことは何だろうか、という視点が必要なんでしょうね。。。
いやー、でも何が正しいのかなんて、難しいですよね。
~Modest Life~
不妊治療と養子縁組
番組の中で不妊治療について触れたのは少しでしたが、
・『里親制度』は、子育てが一段落した方も多少はいる。
に対して、
・『養子縁組』は、不妊治療が残念ながら希望通りに進まなかった方が多い。
ということを話されていました。
・・・少しわかる気がします。
里親は、いつの日か育てた子が自分のところを去るということが分かって育てるわけですが、特別養子縁組にすれば法律的に親族となるわけですから。
子供が欲しい、と願う人にとって、養子縁組を希望することは自然なことではないかな、と思います。
たぶん、私も養子縁組を希望したと思いますし、、、。
条件はきちんと知識として入れておいてください
このブログは不妊治療のブログですから、最後に一つ情報を入れさせて下さい。
不妊治療を長期間行ってしまって、年齢を重ねた場合、
『年齢制限により養子縁組を希望しても、なれない』
ということもあり得るので、頭の片隅に入れておいて下さい。
その条件は地方自治体により異なるので、きちんと調べてみて欲しいのですが、
例えば東京都の場合、
『養子縁組里親の認定基準では、25歳以上50歳未満で婚姻している夫婦』
となります。
ただ、実質的は45歳ほどが上限と思われることが多いでしょうから、不妊治療をするにあたっては少し早めに考えてもよいかもしれません。
なお、私はこれからですが、
『子供を持つより、子供を育てることのほうが体力が必要!!』
というそもそも論もあります。
養子の子を育てる、という責任を果たすために必要な知識や体力についても自分で考えながら進めることが必要なのかもしれません。