子供を持つ幸せと不幸せ。自分の人生の幸せと不幸せ。

それぞれの正解

Modest-Life管理人のひなたです。

さて、本日はいつもと逆に

『不妊治療はそこまで頑張らないで下さいよ』

という話をしていこうと思います。

いや、私のブログでもそうなんですが、やっぱり『頑張ろうよ』というブログや、『一旦』休憩をしてもいいんだというブログが多いと思うんですよね。

そこでは

『一回治療をし始めたら、完全に納得してやりきった』

となるまで頑張ろう。

という雰囲気が少しあるのかなーという感じ。

いやいや、それが正解なわけないよね。

という記事です。

201601-35

 

不妊治療は長くつらい。

それはその通りです。

そして不妊治療のゴールというのは、単純に考えて

『妊娠し子供を産む』

ことです。

ただここで

『子供を生んだ後の生活が幸せか、不幸せか』

は話題に上がりません。

それは当然な気はするんですよね。

なぜなら、不妊治療をする人たちは2人目不妊等でない限り

『子供がいない夫婦が子供を授かるために行なう治療』

のことだから。

子供がいないんだから『子供がいる状態』は想像しか出来ないですし、そうすると良い願望のイメージが強くなるのはしょうがないですよね。

そして、例えば

『子供がいて不幸せ』

になったとしても

『子供がいないより幸せ』

という世の中の雰囲気になのかな、と感じることが悲しいことです。

201601-06

もったいない?のかな

一回始めたからこそ、そのあとに一回辞めてしまうと『もったいない』ということを思ってしまうこともあると思います。

不妊治療は貴重な『時間』と『お金』を湯水のように消費しますしね。

そして、ネットなどを見ると、やっぱり

『一緒にがんばりましょう』

という雰囲気がある気がしてしまって。

まぁ、それはたぶん、私が

『不妊治療に関連したページ』

を見ていたことも一つの要因なのかもしれませんが。

不妊治療を調べるとそれに関連した情報を仕入れることになって、ほんの少しだけ視野が狭くなるのかなとも思えちゃうんです。

どういうことかというと、

『あっ、不妊治療はみんながんばっているんだな』

とか、もしくは

『私なんかまだまだ、もっと辛い方たちもいっぱいいるんだ』

って“刷り込まれ”てしまうというか。。

なーんか、いつの間にか頭の中の常識が変わってしまうのかも。

201601-12

あなたの人生

私は、

『不妊治療を経て子供を持てた人』

ですから、不妊治療中の気持ちがなんとなくわかります。

でも逆に言えば、絶対に、

『子供を持てなかった』

もしくは、

『治療なんて要らず、普通に子供ができた』

という人の気持ちはわかりません。

もし分かろうとしても、最初に書いたように、どうしても自分よがりの考えになると思うんです。

そして、やっぱりお互いにすれ違いが生じてしまう。。。

すれ違いは顔を合わせても起きるんだから、ネットで文字だけコミュニケーションでは、もっとすれ違うのは当然のことで。

だからこそ、ネットで

『すごく治療を頑張っている人』

がいても

『とても親身にアドバイスをくれる人』

がいても、それは心の表面にだけ留めていいのかな、と。

別に、日本人だからと言って空気を読んで合わせる必要はありません。

当然

『あなたがしたいこと』は、

『あなたにしかわからない』ですし、

それを実行できるのも

『あなただけ』です。

他人なんて無視しちゃいませんか?

一度、本当にしたいこと、望んでいることを考えてみてはいかがでしょうか?

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