不妊治療にかけた時間、お金、負担、、、無駄になってしまうの?

矛盾する気持ち

Modest-Life管理人のひなたです。

不妊治療はなんと言ってもすぐに妊娠に至る保証はもちろんないですし、逆に私のように奇跡的に一回で妊娠し、出産に至ることもありえるという不安定なものなのは言うまでもありません。

ただ、全員の願いは共通で

『妊娠し、無事に出産したい』

ということだと思います。

私が治療を始める前に少しだけ思ってしまったのは、

『不妊治療をして妊娠しなかったら、費やしたものは全部無駄と思ってしまうのかな。。。?』

ということ。

後悔をしないためにやる治療で、もし結局ダメだったときに自分が

『治療をしなければよかった』

とか

『全部が無駄だった』

と、逆に後悔してしてしまうんじゃないかと不安になったんです。

大人の打算だ!とか言われたら本当にそうかもしれません。

でも、やっぱり生活には先立つものが必要だし、せっかくなら多少は余裕のある生活もしたい。

生活のほとんどを費やして、でも妊娠しなかったら、、、。

自分はどう思ってしまうんだろう。。。

今日は、私がそんなことを考えた時にしたことを、つらつらと書いていこうと思います。

201601-59

私達の最大の不安は治療費

先ほど書いたように、不妊治療をする人の治療内容は様々ですし、何を負担と感じるのかも当然人それぞれ違います。

ただ、

『不妊治療をする』

ことの、全員が目指す目標は

『妊娠し、無事に出産すること』

なわけで。

最初は全員が全員、そこをめがけて進んでいくと思います。

もちろん、私たちもそうでした。

しかし、

私たち夫婦には治療する前から分かっていた不安がありました。

それは、

『時間も体の負担ももちろんだけど、治療費がかかりすぎる』

平々凡々なサラリーマンである自分にとって、無精子症に対抗するためには、1回で100万円近いお金を使うTESE/MESA+ICSIをしなければならず、今を考えても、将来を考えてもそう簡単に負担できる金額ではありません。

夫婦がお互いにそこまで贅沢な生活を望んでいないにしても、、、、いや、だからこそお金の大切さを知っているからこそ、妊娠に至らなかった時に

『お金を無駄にしてしまった』

と思ってしまうのではないかと不安になったんです。

自分が子供が欲しいと望んで、後悔しないためにした不妊治療で、逆に後悔してしまう。。。

正直に言って、

『じゃあ、どうすればいいんだ!?』

と色々悩んでも、分かり易い答えはありませんでした。

201601-58

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~Modest Life~

答えがないから自分で決めた

そして出した答えは、

『全てを自分で決める』

ということでした。

当時はそこまで深く考えてなかったんですが、結局は上で書いた通りだったんです。

つまり、そのことに関しては

『答えがないのが答え』

ということで。

他の誰も参考にもならないし、アドバイスもあてにならない。

苦しくても、面倒でも、自分たちで決めておかないといけないものだと。

なので、他の記事でも書いたんですが私たちは

『不妊治療専用口座』

を作って不妊治療の費用に充てています。

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もしダメだったときに、少し後悔するくらいの額に設定しました。

なぜかというと、後悔しない額だと『もう一回、、、』となってしまいそうだったので、少し無理だと思う額にした。というのが本音ですかね。

不妊治療を初めて、その治療費の中で子供が出来たら嬉しい。ただ、出来なかったらそこで諦めて2人での生活を完全に満喫する!

と、自分たちで決めたんです。

じゃないと、優柔不断な私は、ずーーーーっと頭のどこかで

『まだできる、まだできるんじゃないか、、、』

と思い続けてしまうと思ったから。

なので、絶対的に

『区切り』

を自分たちで決めていました。

201603-08

無駄にしてはいけない

さて、

『不妊治療しても妊娠しなかったら、それにかけた時間や費用、負担は無駄なのか。。。?』

ということに、

『答えは無い』

と私は思います。

というよりも、それぞれが決めるしかないことだと思うから。

ただ、それでもやっぱり

『不妊治療は無駄だった』

と思うことの無いように進めて頂きたいんです。

というのも、不妊治療を経て子供を授かっても、残念ながら授かれなくても、結局ベースとなるのは夫婦2人の関係です。

もしそこで、

『不妊治療は無駄だった』

と思ってしまったら、

『夫婦2人で歩んできたことが無駄だった』

という事にもつながるような気がしてしまって。

だからこそ、もちろん子供が欲しいという気持ちを抑える必要は全くありませんが、子供を迎える、そして家族としてのベースは夫婦だ、ということを念のため思い出して欲しいな、と思います。

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