男性不妊の治療内容が少ない不思議

原因は女性だけじゃないのに

Modest Life管理人のひなたです。

今日は、不思議だよなぁ、と思った話を。

不思議に思ったことは無いでしょうか。

『なんで、不妊治療だと女性だけ治療しなくちゃならないんだろう?』

と。

確かに、妊娠をして子供を産む大きな役割を担ってくれるのは女性です。
もちろんそれは分かっているんですが、それにしても男性側の治療内容は少ないですよね。

それに感じたことを書いていこうと思います。

ちなみに、

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男性不妊の検査にためらいがあるのなら、、、まず一度試してみてはいかがでしょうか。

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とはいえ、TESEやMESAも凄い

今、私たちは不妊治療を進める中で、普通(いや、普通ではないけど、、、)にTESEやMESAなどを目にする機会があります。

そして、無精子症だとしても、
『手術をして精巣内に精子さえいれば顕微授精で子供を持つ希望がある』
ということを知り、治療に悩み、苦しんでいるいるわけです。

もちろん、高額な治療費や長い期間、妻の大きい負担など苦しい時期があることは承知の上ですが、昔であれば

『無精子症』=『子供は無理』

であったところが、

『無精子症』=『希望はある』

に、それこそ180度変わったわけで。

日本で初めて顕微授精の赤ちゃんが誕生したのが1994年なんですが、約20年以上前だったら諦めなくちゃいけなかった不妊治療が、ほんの20年で『子供が出来るかもしれない』という状態になったんです。

これってやっぱり凄い。

本当に医療技術は日進月歩で進んでいるということに感謝しないといけないんだなと思います。

201601-22

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~Modest Life~

男性不妊の治療はというと

ただ、男性不妊の治療というと、なかなか選択肢が無いというのが現状ですよね。

原因がはっきりするものは治療も少しは柔軟になると思うんです。例えば乏精子症なら人工授精からでしょうし、精索静脈瘤なら手術も可能です。

でも、大半の男性不妊の原因は不明で、精子がいたとしても結局は顕微授精に頼らざるを得ない状況で、採精後は女性に不必要な負担をお願いすることに。

しかも現在の医療では『TESEしても精子が見つからない』となると、20年前と同じ状態になって『子供は難しい』と言われてしまいます。

それほど、今の医療でも男性不妊の原因特定と治療は難しいということですね。

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『難しい』けどこれからに希望を持ちたい

世の中の医療は、少しづつでも確実に進んでいます。

20年前には『絶対無理』と言われた事も、もしかしたらすぐに『可能性が持てる』ということになるかもしれない。

非閉塞性の無精子症だって、これからどうなるかわからない。

実は私、手術から逃げていた日々でSTAP細胞とかいう万能細胞が出た時には『この細胞から精子が造られる日が来るのかな』なんて夢見ました

実際にはそれは難しくなってしまいましたが、まだIPS細胞だったりまだ研究中のものもたくさんあるでしょう。

様々なことの可能性や希望を自分で無くしてしまうことは無いと思うんです。

だって、希望は生きる力になるから。

早く、男性不妊の治療の幅が広がってくれないかな、と思うばかりです。

あ、、、、。

私としては、妻にしてもらった毎日の自己注射と採卵がかなり申し訳なく見ていて苦しかったので、その医療技術も一気に進んでくれないかなぁ。。。

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