不妊治療は辛くて苦しい。1人で悩む寂しさと悲しさ

 不妊治療はつらいよ

Modest Life管理人のひなたです。

ちょっと考えることがありました。

やっぱりどう考えても不妊治療って、身体的、金銭的、そして精神的に辛いし、苦しすぎるな、って。

でも、全員が同じ苦しみでもないはずであって。

やっぱり人それぞれ、辛さや苦しみの原因や理由は違うんだろうな、って。

だから、治療に進む前に、自分にとって何が苦しくて辛いのか、というのをちゃんと理解し、そしてそれに対策・準備しながら進めて行くことが大事になるような気がしたんです。

何を言ってるかというと

たとえば、お金持ちの人なら、多少お金がかかっても私達よりは不妊治療にかかる苦労や苦しみは少ないはずでしょう、ただ、

『自分は不妊なんだ、子供が出来ないんだ』

という精神的な苦しみが大きいなら、それはやっぱり私達と変わらない不妊治療の苦しみなわけで。

今回は、そんなことについて、私が感じた独り言をつづっていこうと思います。

201603-03

 自分の辛さ、苦しさ

さて、他人の苦しみを考える前に、自分のコトを振り返ってみます。

私の場合、金銭面では、

不妊治療の費用は2人の専用口座を作って、少しずつ貯めていてそのお金は最初から無かったものとしていたので、諦めることができました。

まぁ、5年間の不妊治療から逃げた期間も完全に無駄ではなかったというか。

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次に精神的には、

最初に無精子症の不妊症だと診断されたときはもちろん衝撃でしたが、少し時間が経過した後は、まずまず安定していたような。

もちろん時々、子供がいないコト出来ないコトに大きく揺さぶられることもありましたが、まぁ、何とか気持ちを落ち着かせることができていたかな?と思います。

そして、なんと言っても私が不妊治療で特に苦しかったのは身体面です

つまり、無精子症の手術でTESEやMESAの手術で精巣(金タマ)を切って精子を採取するっていうのが一番キツかったんです。

想像だけで、怖すぎました。。

やっぱり男にとって、急所の手術はかなりのハードルですから。。。そういうわけで、私の場合は、身体的(手術)が一番の苦しみでしたね。

どうやって乗り越えたのか?ですか?

はっきり言います。

結局、私は乗り越えられませんでした。

手術日までずっとドキドキだったし、麻酔を刺される直前まで、逃げたくて仕方がありませんでした。

ただ、

『じゃあ 何で手術できたんだよ!?』

と強く突き詰めると、

『逃げ場が無くなっちゃって逃げられなくなった』

ということが、本当に正直な気持ちかもしれません。

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 ~Modest Life~

 自分自身を見つめ直して

実際、

『不妊治療は何が一番辛いの?』

って他人に聞いたって、本人じゃないと理解することなんて絶対にできない。

正直にいって、夫婦間で感じている苦しみだって絶対に違うでしょうし。

なので、夫婦間でも

『どうして分かってくれないのだろう』

と思ってしまうことは絶対にあります。

顕微授精が一回でうまくいった私たちですら、ちょっとギクシャクするときも有ったんだから、それ以上であれば悲しいけど言うまでもないでしょう。。。

出来ればそうなった時には、あまりその苦しみにだけとらわれ過ぎないでいて欲しいなぁ。と思わずにはいられません。

悩む時間はもちろん必要ですが、悩み続けて、全部が止まってしまうのも、また後で後悔する種になるかもしれません。

『不妊治療をする事』が『辛くて苦しいのか』

『子供が出来ないこと』が『辛くて苦しいのか』

『他人と違うこと』が『辛くて苦しいのか』

それをきちんと考えること、そして知ることでもしかしたらもう一度夫婦で向き合うこともできるかもしれませんし。

あーーー、と不妊治療に悩んでしまっているのなら、自分の気持ちと向き合ってみてはいかがでしょうか。

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