不妊治療と仕事の両立。通院で休むストレスに理解がない職場

不妊治療と仕事が両立できない。どちらかを辞めたくなるストレス

Modest-Life管理人のひなたです。

先日、国が不妊治療と仕事の両立を支援するため、来年度にまずは実態調査を、そしてゆくゆくはその対応に関する支援策を拡充していくことを発表しました。

まず、不妊治療の立場から見た場合は良い方向に向かっていることと思います。なんとなく、2016年は特定不妊治療に対する助成金の増額が有ったり、不妊治療の民間保険が解禁になったりと、

『あの年は不妊治療について色々と動きがあった年だったなあ』

と振り返りそうな年になりそうですね。

関連記事 不妊治療の助成金への初回増額(30万)と男性不妊新設が開始
関連記事 ニッセイの不妊治療保険シュシュの特徴と保険料、保障内容への感想

ただ、不妊治療に対する制度や支援策だけが先に進み、実際の使用するだろう人にとって居心地の悪い世の中にならないでほしいなぁ、と。

今回は、不妊治療と仕事の両立について、その支援に向けた取り組みと共に書いてみようと思います。

201603-04

国の支援に向けた取り組み

さて、『国の取り組み』と言ったところで先日方針が発表されたばかりですから、実際はまだまだこれからの段階。ようやくスタート、と言ったところです。

ただ、一応発表された内容はなんなのか、というと、

2017年度中:働きながら不妊治療を受ける人たちの実態調査

2018年度以降:両立しやすい勤務体系や休暇の制度案の策定

2019年度まで:不妊専門相談センターを全都道府県・政令指定都市、中核市に設置

といった感じ。

ということは、、、ええと、、、ざっと考えて、例えば2018年度前半?くらいに支援策が策定されたとして、そこから実際に内容をみて企業が採用してくれても、どんなに早くても私たち個人がその支援策の恩恵を受けられるのは2018年度後半~2019年度前半くらい?でしょうか。

おっと。

そうなると、今から丸二年の時間が経っちゃうんですね。

長いなぁ。。。

もちろん、国としての制度や支援をする場合、当然のこと国民から徴収した税金が使われるわけで、いくら国が掲げる『ニッポン1億総活躍プラン』の一つで進めても、そう簡単にお金を使えないことはわかります。

ただ、、、やっぱり不妊治療は時間との勝負のところも多少ありますから、良い支援策が早く採用されるように頑張っていただきたいな、と。

そして、不妊治療保険が解禁される時に有ったように、もし来年度中に私たちに対するパブリックコメントの募集があった場合には、こちらからもきちんと情報を出して、お互いに協力してきたいものです。

201603-11

※男性不妊に特化した珍しいサプリもあります↓

~Modest Life~

国から企業への支援には色々問題点が、、、

なんというか

『不妊治療に対する個人への支援』

って、とんでもなく有難いと思っていて。

個人への支援っていうのはさっきも書きましたが、例えば不妊治療助成金の拡充(30万!)とか、不妊治療保険の解禁とかのこと。

私たち個人に対する支援や助成は、出来る限りプライバシーが守られているし、支援を受けるために関係する人たちは、それこそ医者や窓口の方だけだから支援を受ける抵抗が少ない、と思うし。

でも、今回のように『不妊治療と仕事の両立を図る』という目的で、国から企業に対して支援がされるとしたら、いったいどれほどの人が表だって会社からの支援を受けようと動けるだろう。。。という気持ちになっちゃったんですよね

少なくとも、自分はなかなかすぐには使えなかっただろうなぁ。。。とか。

うーん。なんというか。

私個人の考えとして、こういう支援策には2つくらいの大きな問題点があるだろうなー、と思っていて。

それの一つ目は、

そもそも『私は不妊治療をしたいので、会社を休みます』ということを周りに言うこと自体がかなりのハードルの高さであること。

むしろ、このハードルを低くする支援策が出来るならそれが一番良いといっても過言じゃないと思うくらい。

たとえ国からの支援策によって会社に休暇や休職の制度ができたとしても、それを使うためには当然上司や、少なくとも一緒に仕事を進めている仲間には多少なりとも事情を話す必要が出てくるはずで。

そもそも不妊治療のことをあんまり大声で言いたくないから、数日連続で休んでしまうことに躊躇したり、仕事を休む理由を無理やり考えたり、それ自体がストレスになって辛いわけで

『そもそも周囲に公表できるくらいなら最初からしてるって!』

という話になるというか。

もちろん、その支援制度によって有給休暇とかが何日か増えるとかそういう量的なことはすごく有難いんだろうけど、そもそもその制度自体を使える状況に持っていくことがなかなか難しいのかなって。

これに対する解決というのは、人の思想というか、心の中の話だから本当に難しいと思うんですよね。

201601-08

不妊治療をしていない人に対するケア

そして、問題点と思う2つ目。

それは

『不妊治療していない人にとっての不公平感が出来ないか?』

と思うこと。

これも実際どう思うかは個人個人で違うと思うんですが、例えば『不妊治療のために数日休みます』となれば、言葉が悪くて申し訳ないのですが、同僚や他の人にその分のしわ寄せがいくわけで。

たぶん、特に時間に融通が利く独身の人とかに割り当てられますよね。。。いや、それが悪いというわけじゃないけど、、、こう、、、なんというか。。。

うーん。上手に言葉にするのが難しいです。

誤解を恐れずに言うと、

家庭があるから、子供がいるから、不妊治療をするから、それ自体に優劣とか、偉いとか、応援しなければならない、という強制的なものは無いはずで。逆に、独身やDINKSの人だってアフター5や土日に趣味や友人との遊びとか予定が合って当然で。

そういうものに対してのケアというか、不公平感を上手に無くすような支援策だと良いな、というか。うーむ。相変わらず言いたいことを上手に書けないけれど。

何が言いたいかって、せっかくこれからみんなで考えるんだから、

『全員が幸せに上手に過ごせる理想的な方法なんてないよ』

なんてわかったふりをして最初から切り捨てないで、今回考える支援策が上手にみんなが幸せに満足しながら過ごせる生活を得られるような、そんな支援策になることを願うばかりだな、と思うんです。

関連記事 不妊治療の助成金への初回増額(30万)と男性不妊新設が開始
関連記事 ニッセイの不妊治療保険シュシュの特徴と保険料、保障内容への感想

トップへ戻る