不妊治療保険の医療保険・生命保険解禁を検討。2016年春に特約で開始か

平成28年に民間保険会社による特約を新設?

Modest Life管理人のひなたです。

国による保険治療への助成金の増額に引き続き、不妊治療について民間保険会社による保険商品解禁の流れになりそうですね。

関連記事 不妊治療の助成金への初回増額(30万)が開始

一瞬

『とうとう不妊症の治療費とか薬が健康保険の適用になるのかっ!?』

と喜んでしまったのですが、あくまで

『不妊治療の費用を保障する、民間の”医療保険”を解禁』

ということで、私はぬか喜びしてしまいました。

まぁ、とはいえ個人的には良いニュースだと感じます。

大人になって生命保険やがん保険、女性特有の保険など加入しようと考えた時に、特約として『不妊治療特約』みたいなものを付加出来るようになるということは、将来の為のまさに『保険』という感じに思いますしね。

でも、実際のところ不妊治療中の人間にとってはどうなのか、、、そして実際に内容はどうなのか?

そんなところが気になったので、今回はこの不妊治療の保険について記事にしていこうと思います。

※※※後日追記※※※

とうとう不妊治療保険の発売が発表されました。

新しく記事を書きましたので、良ければ見て下さい。

関連記事 ニッセイの不妊治療保険シュシュの特徴と保険料、保障内容への感想

201601-11

『不妊治療の保険』を探す前に

と、実際に不妊治療の保険を考える前に1つ。

この記事を読むのですから、たぶん

『不妊治療をしようか考えている人』

も多いと思います。

まず、先に一つ言わせて下さい。

『不妊治療保険と共に、普通の保険も考えること』

と。

つまり、医療保険や生命保険、がん保険なども併せて考えて下さいということ。

それは簡単な理由で

『特約だけで保険に加入は出来ない』

から。

『特約』っていうのは『何かの主契約』に付ける保険なので、普通に不妊治療の保険だけに入ろうとしても加入できません。

それならばせっかくなら自分が本当に必要な保険、いわゆる生命保険とか医療保険についてきちんと整理をして加入しないと損です。

そしてもう一つ理由があって、

『不妊治療保険を見に行って、不要な保険に入らないようにする』

ため。

保険って実は全部で年20~30万位払うんですが、それを30年くらい続けるんです。ということは、生涯の支払い合計は600万~900万!

いや、実は不妊治療にかける費用よりかけてるんですよ。これ。そこまでして、本当に不妊治療保険に入りたいんですか?っと。

改めて、大前提は

『不妊治療保険に加入すること』

が目的ではなくて

『家計全体で支出を減らすこと』

が目的だということを忘れないように。

本当に、保険は家の次にお金がかかる商品です。

だからきちっと内容は知っておくこと。

201602-01

※男性不妊の妊活サプリもぜひ確認してください↓
マイシード-亜鉛配合-for Men

~Modest Life~

現在治療中の人はどうすればいいの?

不妊治療の保険が解禁になると知ったあとに、率直に思ったこと、それは

保険に特約を付加できる加入条件は

『不妊症ではないこと』

だろうし、当然支払い条件も

『加入後に不妊症と判明した場合』

だろうな、ということ。

そして、そう思った後に、

『現在治療中の人は置き去りですか?』

と。

正直、今現在治療している人たちは

『保険適用できなくても、お金が膨大にかかっても、自分の子供が欲しい』

という切実な願いがある人たちですよね。

そして行動を起こした人です。

その人たちを無視して、これからのことだけを救済して終わるってことだけはしないで欲しいです。

それに、保険適用になるのというのが、どのように診断された場合に保険適用になるのか不安もあります。

現在の助成金の対象から推測すると

『特定不妊治療(体外受精や顕微授精)』
『男性不妊では精子吸引術(TESE/MESA/PESA手術など)』

に関連した費用が保険の適用対象でしょうかね?

本当に、、、どうなるんだろう。

201601-17

正直に思うこと。

今回の記事を考えてみて、

民間会社と国で不妊に対して不足するところを補てんするのも大事だけど、やはり国の健康保険の適用にしてくれるのが一番助かるのに。

と感じました。

医療保険や生命保険って、若い時にそんなに入りませんよね?

それに、がん保険特約だったり女性特有の疾病だったりすればテレビや雑誌でよく見かけるのもあって『入ろうかな?』と思う人もいるかもしれません。

でも、どのくらいの人が『私は不妊症かもしれないから加入しようかな?』と考えるんでしょう

まだまだ不妊治療への救済は厳しい状態ですし、今回の保険商品解禁は不妊治療への緩和の第一歩として、継続して検討していってほしいです。

ちなみに、

最近Amazonでも購入できる簡易的な精子(精液)検査キットが販売されました。

病院で検査をしてしまうと、不妊症と診断されてしまうかもしれません、、、、。そして確定診断されてしまった後は、保険に入ることが難しくなってしまいます。

病院に行く前に、まず一度試してみてはいかがでしょうか。

関連記事 男性不妊を調べるなら

※※※後日追記※※※

とうとう不妊治療保険の発売が発表されました。

新しく記事を書きましたので、良ければ見て下さい。

関連記事 ニッセイの不妊治療保険シュシュの特徴と保険料、保障内容への感想

後日ニュースになりましたが、解禁は2016年4月のようです。
関連記事 2016年4月解禁。民間の不妊治療保険商品は実際のところどうか
関連記事 3月にも解禁になる不妊治療保険の内容や保険料が気になる

トップへ戻る