安倍首相の『不妊治療への100%助成』発言を考える

平成28年の通常国会が閉幕

Modest Life管理人のひなたです。

本日、2016年6月1日に通常国会が閉幕されました。

そしてそれに伴い安倍首相が会見を行い、消費税の増税を2019年10月まで2年半先送りすることを正式に表明したわけですが、さすがに消費税の延期をこのブログで扱うのは少し違うのでコメントは止めておきます。

消費税の増税延期ではなく、この会見のなかで、私が特に

『はっ』

としたのは、

『不妊治療への100%の助成』

という言葉。

この言葉は、おそらく今年(2016年)の1月の平成27年度補正予算から開始されている

『不妊治療への助成金の初回増額(15万⇒30万)』と

『男性不妊への助成金の新設(15万)』

が開始されたことから発言した内容だと思います。

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すでに始まっている助成制度ですから、当然内容についての言及は有りませんでした。ただ、国会閉幕という締め会見の冒頭で

『不妊治療』

という単語がでてくるということに対して、少しばかり感慨深い気持ちと、少子化に対する懸念や不安が少しだけ出てきました。

一国の首相が保育や育児、そして不妊治療について国民に言及し、迅速に対応する政策を進めていかなければならない状況であることを目の当たりにしたような気がしたからです。

今回は、この『不妊治療への100%の助成』に対し、私の想いを書いていこうと思います。

201603-11

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~Modest Life~

不妊治療への100%助成とは

さて、平成27年度補正予算から始まっている、、、正確には平成28年1月21日から始まっている助成制度の細かい内容はこのブログの関連記事や、もちろんそれぞれの自治体の対象のホームページに任せるとして、ざっくりとこの発言の内容を考えてみようと思います。

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※ その他の地域についても、いくつか記事にしています。

『不妊治療への100%助成』

というのは

『不妊治療への助成金の初回増額(15万⇒30万)』 と

『男性不妊への助成金の新設(15万)』

についての発言であることは先ほど書いた通りです。

なぜこの助成金が、『100%助成』になるのか。

それは、、、残念ながら『1つの見方をすればそうなる』という程度の事なのかなぁ、と。

つまり、

『厚生労働省によると、体外受精の費用は1回当たり30万〜40万円』

という調査結果があることに対して、前年度(平成27年度補正予算)から初回の助成金を15万円から30万円にアップしたわけです。

だから、この場面を切り取れば

『この増額によって、治療費用を100%まかなうことが可能になった』

ということになるわけで。

少し意地悪く考えてしまうと

私のように男性不妊で睾丸から精子を採取する手術を受けると体外受精の時と同様に30万〜40万円程度の費用がかかりますが、この手術に対する助成金は15万円です。

なので、安倍首相の発言の揚げ足を取れば100%ではありません。

ただ、と言わせて下さい。

別に、ただのサラリーマンが擁護するわけでも、言い訳するわけでもありませんが、不妊治療に対する助成金が増加したり、男性不妊に対する助成金は今まで全然なかったのが現状です。

そして、不妊治療への民間保険適用の解禁も、ここ最近になってから。

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残念ながら私の手術は助成金も保険も適用は出来ませんでしたが、少なくとも、今後不妊治療を始めようと思っている夫婦にとって、少しでも金銭的なハードルが下がったことは否定できない事実であることに間違いはないのではないでしょうか。

201603-08

不妊治療、少子高齢化に対して

先ほども書いたとおり、私自身は去年に男性不妊の最後の砦とも言われるセントマザー産婦人科医院で無精子症の手術を受けたため、男性不妊の助成の対象にはなりませんでした。

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しかし、これから実際に不妊治療の検査を受け、治療を進める方にとっては金銭的な面での負担が少しでも軽減されることは、やはり少子高齢化に対しての対策としては、ある一定程度は有効であることに異論は有りません。

それでもやはり、まだまだ一般的に

『不妊』

という言葉自体が普段の生活で発言できるような単語ではありません。

また、

『自分が不妊症なわけがない』

という思い込みも、少なからずあると思います。

国にしては、もちろん助成金による金銭的負担の軽減を進めて頂くことはもちろんのこと、最近では6組に1組の夫婦が不妊治療を受けているという現実の周知にも力をいれてもらい、広く一般に知られてもらうことも、同じように大事なことであると思います

不妊症は、年齢が低い時から始めることによって、妊娠に成功する確率が格段に高まります。

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是非、改めて夫婦のことを考え、今回の首相の発言によって一組でも多く不妊治療への関心が増えるようになると、本当にうれしく思います。

ちなみに、

最近Amazonでも購入できる簡易的な精子(精液)検査キットが販売されました。

男性不妊の検査にためらいがあるのなら、、、まず一度試してみてはいかがでしょうか。

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